以前は特養併設のデイサービスに8年間勤めていました。げんきの家は、ハローワークに出ていた求人の中で、「介護業務、かつ、家から近い」という条件で選定した事業所のうちの1つです。
げんきの家は当時、開設して間もない事業所であったため、既に出来上がった事業所よりも新鮮だと感じたからです。自分の経験を活かして、これから創っていくことができると思いました。
前職では介護業務一本で時間に追われていましたが、今の職場では、様々な業務を兼任することができます。現在は、デイサービスの送迎、入浴介助、レクリエーション、訪問介護の管理者、ケアマネジャーの業務を担当しています。昔はデイサービスの経験しかありませんでしたが、訪問介護を重ねるうちに見えるものが変わってきました。
また、ケアマネジャーの立場になって、包括的な目線から利用者様のサービスを考えられるようになりました。ケアマネジャーの資格は当社に入職して1年経たない頃に取りました。実務は周りに聞きながら手探りで学んできました。
会社から急に企画書を作ってほしいと言われることもありますが、自分で調べながら遂行しています。色んな経験が自身の成長に繋がっていると感じます。
介護業界といえば、正社員はサービス残業が当たり前というイメージがありますが、当社は定時で帰れることが多いです。私も他のスタッフが早く帰れるよう、声かけをしています。
休みは比較的に取得しやすく、希望を言いやすい雰囲気があります。
また、能力や頑張りを評価してくれる会社です。スキルアップを支援してくれます。社外研修に参加したいときは会社に相談すれば、前向きに送り出してくれているように思います。
人間が生きている限り、医療や介護は必要とされる業種です。その意味では安定的な業界だと思います。
元々の介護サービスの成り立ちはボランティアのイメージが強く、労働条件が悪いことも多かったのですが、コロナ下でその価値観が見直されるようになってきたと感じます。
入口は低いですが、長年続けていると、技術やノウハウを吸収して上に上がっていくことができる仕事だと思います。世の中から無くならない仕事なので、気軽に始めてほしいです。
利用者様が皆明るいです。「スタッフの明るさが伝わってくるので、私たちも明るくなる」とおっしゃる利用者様が増え、モチベーションが上がります。チームワークの向上を実感できる職場です。
以前の職場と比べると、利用者層が異なるという前提はありますが、利用者様一人一人と密に関わることができ、個々への対応がしっかりできているように思います。
以前、病院で看護師として勤務していたときに、知人から勧められました。
訪問看護は初めてでしたが、楽しそうだと思ったからです。
病院では、ある程度マニュアル化された毎日でしたが、訪問看護はそういう業務ではなく、利用者様にとっての最善の看護ができるということに新鮮味を感じました。
実際、入職して5~6年が経ちますが、マンネリ化せず利用者と関わっていけることに、日々新しい刺激を受けています。
現在は訪問看護の現場の仕事と訪問看護ステーションのマネジメント業務をしています。
入職当時はステーションを立ち上げたばかりで、蓄積されたノウハウがなく、技術的にも未熟でしたが、他のステーションから学んで成長してきました。
元々、私は病棟看護師だったのですが、在宅の看護師としてもやっていけるという自信がつき、成長したなと思います。管理者としてはまだまだ未熟で、利用者様に助けられてばかりです。スタッフの方が年上ですが、話しやすい雰囲気づくりを意識しています。訪問看護は1人で訪問して、1人で対応しないといけない仕事ですが、「問題があれば私をはじめ、他のスタッフを頼ってよいよ」と言っています。
スタッフと利用者、ご家族のことをしっかり考えて、自宅での療養を支えています。みんなで問題解決をする中で、ご家族に寄り添っていく自信がつきました。なんとかなるし、なんとかできるという思いです。
フレキシブルに働ける会社だと思います。私は子育てをしながら仕事をしています。非正規であっても、子育てをしながら働きたいと考えているのであれば、時間の融通が利く職場です。
絶対に残業がないとは言い切れませんが、9時~18時の勤務時間は決まっています。たまに土日の業務があるといえ、仕事とプライベートの両立はしやすいと思います。スタッフ同士でフォローしあって、休みはカバ―しています。
スタッフの雰囲気も良く、みんなで支え合っていく雰囲気ができています。
それから、訪問看護の経験は問いません。入職後は自信がつくまで他の看護師が同行訪問します。
少しでも興味があればぜひ見学に来てください。
看護師としての立場で述べると、看取りのときは、病院であれば何もない空間で亡くなられることが多いですが、在宅であれば、ご家族に囲まれて、写真や好きな服といったその人が生きてきた形跡・思い出と一緒に、良い看取りができると思います。看取りは怖いものではないと感じられます。
また、病院では規則があるためお酒は禁止ですが、在宅であれば、訪問診療の先生が「飲んでいいよ」と言われることがあります。その人に寄り添える看護、看取りができることに強くやりがいを感じます。
以前は調剤薬局で管理栄養士をしていましたが、元々は、食事を提供する場で働きたいと思っていました。そのため、食事を提供する相手の顔が見られること、それから、子どもの世話がしやすいようになるべく夕方で仕事が終わること、という条件で転職先を探しました。
げんきの家は、前職よりも資格を活かせられて、家庭とのバランスも取りやすいと思いました。
会社として描いているビジョンが、自分がこれまで持っていた考えよりも飛び抜けていたことです。
介護業界にはネガティブなイメージがありましたが、当社の考えは、会社の成長、利用者様のメリット、地域にとっても良い流れをつくることができるのではないかと感じました。施設の中だけにとらわれない会社のビジョンに考えを改めさせられ、挑戦してみたいと思いました。
管理栄養士が個人プレイで働く職場は多いのですが、今の職場はチーム感を意識してつくりあげてきました。働く人は20~60歳と年齢層が幅広いですが、皆が同じ方向を向いて進めるにはどうしたらよいかを考えられるようになったのは、大きな経験値だと思います。
私が担当するキッチンの部署は、当初は1日1調理師の当番で個人プレイでしたが、今では1日3人体制で回しています。3人体制になり、一人一人個性が違うということを認識するようになりました。例えば、同じレシピでも捉え方が異なっていたり、味の薄さ・濃さや食材をカットする大きさの認識が異なっていたりします。得意不得意があって当然という認識を全員が持ち、足の引っ張り合いをしないチームづくりを心がけています。
私は、最初はチームメンバーを知ることに注力し、それぞれが大事にしている価値観をメンバーに共有しました。それを地道に続けることで、互いの弱みを補えるチームになったように思います。これからは、「仲が良いチーム」から「仲が良くて結果が出せるチーム」にしていきたいです。
地域の困りごとを少なくする、もしくはゼロにするという当社の目的意識はスタッフ間で共有されており、それぞれの部署でそれに向かって何ができるか、ということを常に考えて動いています。
介護の仕事に加えて、仕事の価値観や人間観、人の豊かさを身につけられる職場です。極端な言い方にはなりますが、働いて疲弊してしまった人ほど、この職場では元気になれると思います。元がポジティブであれば、能力を存分に発揮できるように思います。
また、業務に直結しなかったとしても、やってみたいことや挑戦してみたいことを発信しやすい環境です。夢やアイデアを発信して、今の業務で実現するにはどうすればよいかをスタッフ間でも、社長にも話しやすいです。
利用者様一人一人に対して必要でベストな介護サービスを、スタッフ皆が探しています。介護の仕事を通じて、人のあたたかさがこちらにも返ってきます。スタッフも利用者様も笑顔で表情豊かな職場です。
それから、食事提供の場面では、規模が小さい事業所でも外部の委託業者を取り入れる流れがある中で、当社は食材から作り上げていき、利用者様の顔を見て食事を提供しています。当たり前のことですが、安易にコスト減に走らず、本質的に素敵なことだと思います。
今は新型コロナウイルスの流行でできていませんが、利用者様と一緒におやつを作ったり、季節や行事の食事を作ったりして、1年を通じて変化があるところが良いです。利用者様の食べ物の好き嫌いを考慮して、なるべく個々に対応し、食べていただく工夫を最優先にする姿勢は素晴らしいと感じます。利用者様にも喜んでいただけますし、スタッフのやりがいにも繋がっているように思います。